仕事始め
今日は仕事始め。
朝礼では、新年の挨拶と
各部の責任者から本年の目標の発表がありました。
社長からは、「良識と常識」に関するお話しがありました。
震災の影響や経済の状況などもあり、
さまざまな局面でこれまで以上の価値判断が必要になってくると思います。
吉田松陰や河井継之助など、幕末から明治にかけて活躍した志士たちの
言葉がとても印象に残りました。
まいこも「信念」と「志」を常に忘れずに日々取り組んでいきたいと思いました!
詳細はこちらです。↓↓
http://www.kms.gol.com/hoodai/nikki01.htm#表
マイクロフィルムの保存環境
こんにちは、まいこです。
前回、マイクロフィルムの調査方法を調べました。
今回は、マイクロフィルムの保存環境条件について
調べてみたいと思います!
マイクロフィルムの保管には、
「温湿度管理を正しく整える」
ことがもっとも大切なのはみなさんもご存知ですよね!
何と言っても、急ぎの対策としては、
専門家による調査、
そして
乾燥剤をこまめに入れ替えることが大切なのです。
保存の条件【ISO18911:2000】は…
TAC:2℃以下 20-50%RH、5℃以下 20-40%RH、7℃以下 20-30%RH
PET:21℃以下 20-50%RH
となっています。
でも、温湿度を管理する、って大変ですよね…。
先輩はどう思っているのかな? 聞いてみました。
「24時間 ISO規格通りに空調管理されているマイクロ保管庫は、
アメリカにはあるらしいの。
でも日本では、ほとんどのマイクロフィルムが、
オフィス・事務所環境で保管しているのではないかしら。
とにかく、
・乾燥剤や吸着剤を入れる
そして、
・TACとPETは できれば別の場所に保管したほうがいいわ。
・包材も、適切な中性紙素材のものに交換する
( 鉄リール や 輪ゴム は不可)
といったことも大切なのヨ!」
なるほど、
これならすぐに対応できそうですね!
フィルム劣化調査
こんにちは、まいこです。
朝日新聞の記事以来、
問い合わせが殺到!
もう新人なんて言っていられない!
マイクロフィルムの劣化調査
どんな方法が、困っている人たちにおすすめなのか、
詳細を先輩に聞いてみました。
* * *
「一番 簡単で、コストもそれほどかけずに調査できるのは、
世界中 いろいろ調べたんだけど、
アメリカ IPIさんの
A-D Stripsが一番いいわネ。」
「リトマス試験紙のような紙片を、
TACベースのフィルムのケースにいれて1日程度おくと
色の変化で劣化度合いが分かるのよ。」
「以前は、当社も、
必要なたびにアメリカから輸入していたんだけど、
・到着に時間がかかるし、
・配送料も高く、
・英語でのやりとりも大変…」
「それで、IPIさんと何度も連絡しあって、
一昨年前から、日本の販売代理店になったのよ。
国内で必要な方は、注文から、2〜3日でお届けできるのよ。
すごいでしょ!」
* * *
とのことで〜す!
しかも、マイクロフィルムだけでなく、
家にある普通の35mmネガフィルムやポジフィルム、
昔の映像フィルムなどにも使えるんだって!
「そうそう。映画フィルムの保存に貢献したことで、
1997年に、アカデミー技術賞を受賞したのよ。」
まいこも使ってみましたが、
とっても簡単!
これなら、忙しい図書館・資料館の職員の方々も、
あんまり負担なく 調査ができそうですね!
私も先輩たちのように、
いい仕事したいと思いました!!